2010 「坂戸 ブランコの家」

Concept

埼玉県坂戸市の区画整理地内に建つ住宅です。
施主の希望は、家族のコミュニケーションが取れ、明るい家でリビングに土間がほしいというものでした。
まずは角地の利点を生かした間取りと外観スタイルを検討しました。
一部に杉板を使い、屋根も見せることを意識した材料と勾配で軽快なイメージを目指しました。

Deta

建設地 : 埼玉県 坂戸市

施 工 : 株式会社 イエスマイン 

構造  : 在来軸組み

 

外部仕上げ : ガルバリウム 鋼板 一文字葺き

        壁/サイディング下地吹き付け 通気工法

 

内部仕上げ : 天井/杉板 壁/土佐和紙&杉板

         床/檜板15mm

構造材    : 柱/桧 土台/桧 梁/杉 及び米松

        

建物規模  : 敷地面積/150㎡ 延べ床面積/119.77㎡

        1F床面積/66.85㎡ 2F床面積/52.92㎡

歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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