2011.6 桶川市 子育て世代のシンプルな木の家  「琴の家」 

HPからお問い合わせいただき土地探しから始まりました。

 

建築条件付の条件を力ずくで外していただき、伐採から始まるワークショップ的家造りです。

 
出来るだけシンプルにすることにより、住まう人が建物に束縛されず、その時々の生活に柔軟に対応できると考えています。
雨露を防ぐ現実的な機能に、住まう人の興味や趣味や社会性が少しだけ外にこぼれて落ちるように考えています。
住まいは外に向かって何かを強く主張する必要も無いと考えていますし、シンプルな木の家にはそのぐらいがいい感じだと思います。


新しく区画整理される新しい町の空気、風、光に調和し、住まう家族と一体となることを願っています。

設計中 工事中の様子もご覧ください。 琴の家archve

4年目に入りましたね。いい感じ

左の写真3枚は4年目には入ったところです。

家族と共に成長してるな!

と感じました。


いい感じです。



外廻りと玄関ホールの土間

リビングからキッチンと和室


階段ホール トイレ 廊下など

2階洋室 納戸 イメージ


模型&イラスト

2012.7.01 一年目の見学会開催させていただきました。

建て主様のご好意により1年目の見学会を開催しました。

無垢に木の家の一年後の様子を見て感じて、建て主さんの体験談も頂きました。

大勢のご参加ありがとうございました。

また、開放させていただいた建て主様にも感謝です。

協力NPOモクイエ

Deta

建設地   : 埼玉県 桶川市(土地区画整理事業地内)

用途地域  : 第一種低層住居専用地域

施 工   : 盟章建設㈱ 上尾市堤崎444-18 代表高橋 秀彰 

木 材   : ときがわ木材 ときがわ町田中409 代表田中進     

構造    : 在来軸組み  

外部仕上げ : 屋根/ガルバリウム鋼板(通気工法) 壁/ガルバリウム鋼板(通気工法) 

内部仕上げ : 天井/土佐和紙&杉板 壁/漆喰ローラー仕上げ&杉板

          床/杉板30mm

構造材   : ほぼ全て地域材にて調達(ときがわ町山林)

          柱/杉&桧 土台/桧柿渋塗り 梁/杉&桧

建物規模  : 敷地面積/171.46㎡ 延べ床面積/110.34㎡

        建築面積/65.40㎡ 1F床面積/61.90㎡ 2F床積/48.44㎡

 

設計期間: 2010 723日(設計契約) ~ 2010 121日(地鎮祭) 約4.5ヶ月

工事期間: 2010 121日(地鎮祭)  ~ 2011 620日(引渡し)  約6.5ヶ月


伐採した材料でつくったベンチも活躍していました。

右の写真は一年目の様子です。

建物も生き生きとしていい感じになってきました。


設計中 工事中の様子もご覧ください。 琴の家archve

歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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