川越で薪ストーブの住まい いろはの家 2世帯住宅 5.2014~10・2012 

お問い合わせは新潟上越市からでした。

仕事の都合でこれからは埼玉で暮らすことになるとのお話し、土地勘もないので土地探しからのお付き合いになりました。

サイトを見て気に入っていただき、設計事務所であるというある種の安心感ももたれたようでした。

当初は半年後の入居を希望されていましたが、設計から始まる家づくりは時間が掛かることもご理解いただき、1年半で完成になりました。

 

無垢材や自然素材を理解していただくには沢山見ることも大事ですが自分で触れて見ることも大切です。

伐採から皮むき、和紙漉きと思い出と共に記憶に残る家づくりが出来たのではないかと思います。子供達もお家が大好きになってくれるとおもいます。

 

吹き抜けを有効に配置し薪ストーブで暮らす二世帯住宅です。


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建設地 : 埼玉県 川越市 上戸新町 

 

木 材 : ときがわ木材 ときがわ町田中409 代表田中進   0493-65-4770

 

構造  : 在来軸組み

 

外部仕上げ : 屋根/陶器釉薬平瓦(通気工法) 壁/モルタル下地リシン吹付(通気工法)

 

内部仕上げ : 天井/土佐和紙&杉板 壁/漆喰ローラー仕上げ&杉板

        床/杉板30mm

構造材   : ほぼ全て地域材にて調達(ときがわ町山林)

        柱/杉&桧 土台/桧 梁/杉&桧

 

建物規模  : 敷地面積/194.12㎡ 延べ床面積/172.73/㎡

        建築面積/93.71/㎡ 1F床面積/89.21㎡ 2F床面積83.52/㎡ 

 

設計期間  :2012.10.15~2013.8.13(地鎮祭) 約10月

工事期間  :2013  8月13日(地鎮祭) ~ 2014 5月10日(引渡し) 約9.0月(基礎着工からは約7か月)

 

長期優良住宅認定取得

フラット35S適応

 

工事金額はお問い合わせください。

山に行きました。

山に行きました。

 

小さいのも小さいステップで登ります。

大きくなっても覚えていてくれるといいな。
たぶん覚えてくれているだろうな。

「家づくりの思いで」=「暮らしの思いで」=「住まいが子供にできること」

 

皮を剥いて丸太のまま吹き抜けに使う柱を伐採しました。

太さよりもまっすぐ伸びているものを探してもらいました。
細く見えるけど年輪は120年ぐらい根回りで周囲1.0mぐらいはあります。
全長では25mぐらいはある立派な杉です。


木のキッチンや薪ストーブが特徴の2世帯住宅です。

エクステリア ~ 玄関

玄関~リビング


吹き抜け~ホール~階段

リビング~キッチン


洗面 子供部屋

子供部屋 洋室 ~ ロフト


木のキッチン 木の洗面化粧台

ダイニング側にカウンターで立ち上がりの無いキッチンとしました。

このタイプの良さはどこからでも手が出せること。

通常あるカウンターの幅を含めてキッチン天板を広く設計しています。

 

お手伝いの手がどこからでも伸びてきます。

反面シンク上が丸見えになります。

カウンター無しを検討する場合はプランニング段階から検討することが大切です。

 

ダイニングはプライベートとパブリックの境界線。

お客様やお友達も招きます。

ある程度のパブリック性がダイニングには求められます。

それを承知のうえであえてカウンターを無くすかどうか、暮らし方を考えながらのプランニングが大切です。

 

 


木のキッチン

オリジナル 洗面


歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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